東京都に生まれる。永井進、中根伸也、高野耀子の各氏に師事。
武蔵野音楽大学大学院修了後、同大学講師になる。
大学在学中にメシアンに深く傾倒し、1979年より1984年までの5年間、フランスに留学。
イヴォンヌ・ロリオ、レリア・グッソの両女史に師事。
1979年 メシアン国際ピアノ・コンクール(ラ・ロシェル)入選
1981年 国際現代音楽ピアノ・コンクール(サンジェルマン・アンレー)第二位入賞。パリを中心に演奏活動、コンクールの審査などを行う。
1984年帰国し、1985年「メシアンの夕」でデビューリサイタルを行う。
1992年「フランス音楽の夕べ」リサイタル(サントリーホール小ホール)
1993年より、蓼科ハーモニーの家・高原芸術祭に「森のメシアン」演奏シリーズで参加。
2001年 松山にて第一回リサイタル
(松山在住の中高同級生のご尽力による特別演奏会)
2007年 松山にて第二回リサイタル
1984年に帰国後は武蔵野音楽大学にて20年間講師をつとめ、後進の育成にあたる一方、サロンコンサートに出演、音楽コンクールの審査等を行う。
カトリック築地教会のオルガニストも長年続けており、もともと若い頃から好んでレパートリーとしていたバッハの演奏に情熱を注ぎ、現在に至る。
現在演奏生活復帰リサイタルを計画中。
オリヴィエ・メシアン先生、イヴォンヌ・ロリオ=メシアン先生 ご夫妻から頂いたコメント。
自分の小型を作るような教え方ではなく、個人の特質・美質を尊重し、それを可能な限り能力を伸ばすお手伝いをしたいと思っています。
生徒さんと一緒になって音楽を作り上げていくというのを理想として、教室も研究所と名づけました。
専門で進まれる方には、時代の要求に応じてコンクールの舞台でも活躍できるよう、尽力いたします。
趣味の方も、ピアノの勉強の土台となる理論、歴史の知識を少しずつ勉強していきましょう。
楽しみながら、長い目で知識を深め、ご自身の教養を高めることで、ピアノ演奏もさらに楽しいものになります。
特に音楽を「聴く」ことを大切にし、鍵盤上の技術の習得だけでなく、室内楽からオーケストラ、声楽曲からオペラなどあらゆる分野の音楽を幅広く鑑賞されることをお勧めしています。